【脳神経外科の看護師転職】看護師だからこそ転職の選択肢はたくさんある!迷ったらまずは一人で悩まずに相談を

【脳神経外科の看護師転職体験談】看護師だからこそ転職の選択肢はたくさんある!迷ったらまずは一人で悩まずに相談を

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
21歳
【転職時の年齢】
26歳
【転職して何年経ったか】
1年10ヶ月
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
26歳のときに、
大学病院/脳神経外科
から、
総合病院/脳神経外科、神経内科、呼吸器内科、血液内科等
に転職。




【転職前の職場形態】
大学病院
【転職前の診療科目】
脳神経外科
【転職前の職場環境】
大学病院のため単科の病棟がほとんどでした。
私は新卒で脳神経外科の一般病棟を希望し配属になりました。
業務内容は、手術前後の患者の看護がメインで、大学病院ということもあり手術件数は多かった印象があります。
脳梗塞、脳出血、脊髄疾患の患者さんの看護をしていました。
脳血管疾患のため寝たきりの患者さんも多かったです。
個室と大部屋があり、患者数は40人弱くらいだったと思います。
看護師は30人くらいで、大学が併設されていたので、そこの卒業生か、近隣の大卒がほとんどで、専門卒はほぼいなかったと思います。
外科病棟であること、患者の重症度が高いこともあり、スタッフはサバサバしていて要領のよい人が多いイメージでした。
給料は夜勤が月4.5回ほどで、手取り25万ほどはあったと思います。
勤務はシフト制で4週8休がベースでした。




【転職の理由】
職場の人間関係
業務量が多い
仕事が楽しいと思えない
今後も続けていく自信がない

【ためらった理由】
せっかく就職したのに今辞めるのはもったいない
働いていれば給料は安定してもらえる
看護師としてのスキル不足

【転職の決め手】
新卒で働き始めた時、1人の先輩看護師がかなり厳しく、病棟内でもみんな顔色を伺って仕事をしているような状況でした。
その人は仕事はできるので誰も逆らえないといった感じでした。
毎年新卒看護師誰かがターゲットになっていたようで、その年は私がターゲットだったようで、よく怒られていたし、厳しい指導だけなら分かりますが、仕事中話しかけても無視されるということがよくありました。
私としては苦労して看護師になったのになんでこんな目に合わなきゃいけないんだという気持ちでした。
その時は辞めるという選択肢は私にはなくて、今辞めてもスキルも何もないのに他の病院に採用なんてしてもらえないと思っていたので、とにかく3年は頑張ろうと決心し、耐えることしかできませんでした。
一年経ってその先輩看護師は他の部署に異動になりましたが、他の看護師も明らかに私をいじめてくるような人はいなくても、仕事のせいなのかみんなサバサバしていて、なんとなく居心地も悪く、お局看護師もいて、看護の仕事というより看護師の顔色を伺って日々業務をこなすだけになってしまっていました。
結局3年続けることはできたのですが、ストレスの反動で、休みの日はほぼ毎回朝まで飲み歩いたりして、二日酔いのまま出勤したこともあったりとすごく酷い生活をしていました。
このままじゃいけないと思っていたけど辞める自信もなくダラダラしていた時に、マッチングアプリで知り合った人がいて、その人から辞めたいなら辞めちゃえばいいじゃんとあっさり言われたことで、いい意味で辞めるってそんな簡単に考えてもいいんだと思うきっかけになり、辞める決意ができました。
親に辞めることを伝えた時は、辞めて次どうするの?とは聞かれましたが、もともと私の決めたことは尊重してくれるタイプだったので、引き止めはされませんでした。




【相談した人】
親には申し訳ない気持ちもあり、相談できませんでした。
大学の同級生や同期も辞めたいという人は何人もいましたが、みんな常套句のように言っているだけで、当時は本当に辞めることを考えている人はいないように感じてしまい、真剣に相談はできませんでした。
たまたまマッチングアプリで知り合った人に看護師としてやっていくことが不安で、人間関係にも疲れてしまい辞めたいということを相談していました。
その人はいわゆるフリーランスみたいな人だったので、辞めることは悪いことじゃないと肯定してくれました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
看護rooや医療ワーカーにも登録しましたが、実際にはマイナビ看護師を使いました。
もともと友達がマイナビ看護師の担当をしていたこともあって、そこだけに絞りました。

【転職サイトのイマイチなところ】
看護師の知り合いともよく話すのですが
、どこの会社も登録した途端に一気に連絡がくるのがちょっと怖いです。
当たり前のように電話がかかってくるので怖かったです。
なんとなく転職を考えているだけで、今すぐしたいと焦っている人ばかりではないと思うので、そんなにガツガツ連絡されてもひいてしまうのにと毎回思います。
あとはどこの会社も、ほかに使っている会社はないですか?面接すすめていませんか?と何度も聞かれるので、囲いたいんだろうなと思ってしまってひいてしまいます。

【転職サイトを使って良かったこと】
転職エージェントとかを使った方が、自分の状況に合わせて病院を提案してくれたり、面接までの病院との連絡もしてくれたりするので、楽だと思います。
私の場合は、サポートしてくれた方が病院の特色とか、面接で聞かれることだとか、丁寧にサポートしてくれたので、1ヶ月半ほどで転職先を見つけることができました。
病院まで同行してくれたこともあって安心できました。




【転職先を決めた理由】
前の病院より規模、レベルが低いところ
給料
病棟の雰囲気




【退職する時の心境】
辞めることを上司に伝えたあとも、有休がほとんどもらえず、最後まで嫌な思いをしたので、辞める時はもうここに来なくていいんだとホッとした気持ちでした。
ただ、同期はまだ働いていたし、大学の同級生もまだ働いている人が多かったので、私だけ逃げると思われていないか、根気のない人間だと思われていないかなどネガティブに考えることが多かったです。
同期からも辞めてもまた遊ぼうねと言われましたが、正直会いたくないという気持ちの方が大きかったです。




【転職後の職場形態】
総合病院(複数の診療科)

【転職後の診療科目】
脳神経外科、神経内科、呼吸器内科、血液内科等

【転職後の職場環境】
700床程度の二次救急病院で働いています。
クリニックも併設しています。
入職した当初は脳神経外科、神経内科がメインの病棟でしたが、すぐにコロナの影響で呼吸器科の病棟がコロナ病棟になったため、呼吸器内科や化学療法も担当することになり、血液内科、消化器内科等色々な診療科の患者さんをみています。
看護師は30人弱ですが、新卒採用だけでなく、中途採用も積極的にしている病院のため同年代の人も多いです。
病棟の患者数は最大47人で、地域柄もあり生活保護の方が半分くらいいます。
給料は夜勤月5回、残業は週に102時間くらい、手取り27028万くらいです。
勤務はシフト制です。




【転職後のイマイチなところ】
とにかく患者層が悪いことです。
生活保護の人の寮があるくらい、生活保護の人が多い地域のため、入院患者さんも生活保護ばかりです。
前の病院は生活保護の人がいなかったので、びっくりしました。
生活保護の人は身寄りがない人も多く、家族がいても関係が悪かったりと、退院、転院となる時に家族の協力が得られないことが困ります。
「生活保護だから馬鹿にしてるんだろ」と言ってくるような人もいたり、退院時にお金を払わずに帰ろうとしたりする人もいるみたいです。
病院で定められている業務や記録が多く、看護というより業務がメインになっている印象があります。
また、何年も前にCREが病棟内で発生した影響で、機械浴が使えないため、寝たきり患者さんは入院してから一回も入浴させていません。
代替案いくらでもあるのにと思いますが、もともといる看護師の影響力も大きく、中途採用の意見はあまり採用されない印象です。

【転職後の良いところ】
中途採用を積極的にしている病院とのことで、同年代の看護師も多いです。
私の病棟は、結婚して子どもを育てながら働いている人も多いせいか、みんなおおらかで優しい人が多い病棟です。
特に私の病棟は雰囲気が良いと他病棟でも有名らしいです。
医師はコミニュケーション能力低い人も多いですが、脳神経外科の先生は普通に会話できるし、お願いしたことはすぐにやってくれるし、患者さんにもきちんと説明してくれるのでびっくりしています。




【生活と心境の変化】
病棟の雰囲気が違うだけで、こんなにも精神的負担がなくなるんだと自分でもびっくりしています。
前の病院では人間関係で苦労したので、今の病院ではあくまでも仕事上の関係を保つように心がけています。
仲良くなりすぎると面倒なことも起こってくるので気をつけています。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
3年よく働いたねとまずは労ってあげたいですが、心身共にボロボロになるまで我慢しなくても勉強できるところはあるよと伝えてあげたいです。
ただ、新卒で大学病院で経験をつめたのは自分のステータスにもなっているので、まずは頑張って上を目指すのもいいかもしれないです。
看護師は本当に働き方も多様で、働く場所もたくさんあると思うので、ボロボロになって急いで転職先を探すのではなくて、じっくり調べて進めていくのがいいと思います。