【内科の看護師転職】お局様に虐められ、周囲とも孤立。転職で職場環境は改善したが、お局様はどこにいってもいる!

【内科の看護師転職体験談】お局様に虐められ、周囲とも孤立。転職で職場環境は改善したが、お局様はどこにいってもいる!

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
20歳
【転職時の年齢】
23歳
【転職して何年経ったか】
2年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
23歳のときに、
急性期病院/内科
から、
療養型病院/整形外科、内科、眼科
に転職。




【転職前の職場形態】
急性期病院
【転職前の診療科目】
内科
【転職前の職場環境】
血液内科の患者様が主に入院する急性期病棟。
業務内容は化学療法を行う患者様の療養上の世話、医師の診療の補助。
看護師の人数は約30名、人柄はまちまちではあるが、温厚な人が多い印象。
病棟の雰囲気は急性期のため、ピリピリと緊張感漂う感じ。
医師は血液内科を専攻している医師が主で、こちらも温厚な人が多い印象。
患者の人数は約70名。
化学療法を受けている患者のため、精神的に不安定な方や、身体的にかなり辛い方も多くいた。
給料は残業代込み、手取り20万程。
休みは3交代で、公休と同じ日数+有給1.2日消化するようになっていた。




【転職の理由】
職場の人間関係。
温厚な人が「多い」だけであり、お局様の独裁体制が酷かった。
残業もするなとは言われていたが、業務量を加味しても、まず残業なしは不可能だった。

【ためらった理由】
・挫折をしたと周りに思われたくないという気持ちがあった。
・これから業務改善が行われると言われていたから、もう少し待てば改善するかもと希望を持ってしまった。
・苦手な人や私自身が部署異動になれば問題ないと思っていた。

【転職の決め手】
ストレスによる体調不良で発熱、嘔吐。
精神的にもまいってしまい、家族から精神科受診を勧められ、医師からうつ状態と診断される。
これを期に、有給消化、休職を2カ月程してから退職。
病院からの状態確認という名目の言葉のナイフでめった刺し電話、復帰後の周りの目に対する不安で体調もさらに悪化して退職するまでは地獄の日々だった。
退職届を提出する時に病棟へ挨拶へ行ったが、精神的に不調が続いていることを知っているからか、ほとんど話しかけてくる人もおらず。
お局様にいたっては無視される始末。
退職して良かったと思ってしまった。
看護部長からは、お礼奉公も終わってないし、休職までして帰ってこないなんてと長々と説教を受けたが、お礼奉公が終わってないから、借りたお金は全額返金するんだから、頼むから体調不良の奴に文句言わないでくれと思った。




【相談した人】
看護部の係長。
自分が病棟内で浮いた存在になっており、周囲の協力が得られないから部署異動できないかと相談した。
話は聞いてくれたが、もう少し頑張ってみれば変わるかもしれないの一点張りで、動いてくれず。
同期の友人(別部署所属)にも相談した。
相談内容は上記同様。
動いてくれないなら転職するのもいいのではとアドバイスをしてくれた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを二社使った

【何社使ったか】
看護roo転職サポートと医療ワーカー使用。
医療ワーカーからの紹介で現病院へ就職。
使用してから2カ月程で就職。

【転職サイトのイマイチなところ】
就職してから分かったが、やはり外から見る病院の雰囲気と中から見る雰囲気は全く違う。
エージェント側も商売なので、仕方のないことかもしれないが、
おすすめ、おすすめとひたすら良いところばかりを伝えられ、悪いところはこちらから聞いても全く言われない。
自分の要望といくつか違う点があっても、おすすめと言われる病院はひたすら推してくる。

【転職サイトを使って良かったこと】
医師の人柄や、看護部長の人柄など、転職エージェントが関わる人のことは嘘偽りなく、そのままだと感じた。
初めての転職だったため、服装や作法など、確認させていただけたことはとても感謝している。
転職後もしばらくは電話で状態を確認してくれたり、サポートはかなり手厚いと感じた。
エージェントも最初に電話で対応してくれた方から変わらずだったため、楽しく話せる程度には仲良くなれた。




【転職先を決めた理由】
家から通える距離、(エージェントから見た)雰囲気の良さ




【退職する時の心境】
退職届を提出した後は清々しい気持ちで帰路についた。
その時点では転職先も決まっていなかったため、今後の不安は募っていた。
看護師を続けるかどうかという点でも迷っていて、帰ってからずっとネットで在宅勤務や掛け持ちバイトをして同じくらいの給料をもらうか、かなり悩んだ。
正直なところ、看護師辞めても良かったかもしれないと思っている。




【転職後の職場形態】
療養型病院

【転職後の診療科目】
整形外科、内科、眼科

【転職後の職場環境】
混合病棟で、ほとんど介護施設の様に入院すれば亡くなるまで入院する感じ。
業務内容は介護の方に重きを置いてあり、一応手術はあり、その患者様の療養上の世話。
看護師の人数は20名程。
自分の業務優先の方が多い印象。
良くも悪くも無関心。
医師は温厚。
給料、休みは転職前とあまり変わらず。




【転職後のイマイチなところ】
前職場で感じていた程ではないが、やはり人間関係はどこに行っても解消できない問題だと感じる。
業務内容も急性期病棟にいたときより、慣習で動いていてエビデンスに基づいた看護なるものは皆無。
患者様は転職前よりよく話し、よく笑うが、性格に難ありの方も中にはおられる。

【転職後の良いところ】
似たような境遇の仕事仲間も多く、その方たちとは上手くやっていけていると感じる。
お局様方はどこにいってもあまり変わらない。
休憩時間も一時間しっかりとれる。
正直なところ、前の職場環境より幾分かマシという程度。
他の病院や施設を見て回った訳ではないが、私の経験上では、やはり医療職の職場環境は醜悪だとつくづく感じる。




【生活と心境の変化】
残業がないことで、勤務の日でもゆったりと過ごせている。
心の余裕ができると、楽しいことを探せるようになり、趣味の幅が広がった。
付き合う人も、今までは同期やこれまでの友人ばかりだったが、今では初めて合う人とも楽しく話して、新しい友人づくりもできている。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
どこにいってもお局様はいるが、周りがそちらについている職場は終わりだと思え。
転職するのは後でもいいが、心が病む前に、休職か退職は今すぐしろ!
転職先は病院だけじゃない。
他の施設の情報も集めて、総合的な判断をしろ。
転職してからだと、履歴書に名前を書かなければならなくなり、自分の経歴にも傷がつくという覚悟で臨みなさい。