【消化器外科の看護師転職体験談】最悪と思っていた職場が転職してみると意外といい職場に感じてしまう話
【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
21歳
【転職時の年齢】
25歳
【転職して何年経ったか】
2年
【その後】
さらに転職し職場を変えた
【女性】
25歳のときに、
総合病院／消化器外科
から、
老人向け施設／地域密着型特定施設
に転職。
【転職前の職場形態】
総合病院(複数の診療科)
【転職前の診療科目】
消化器外科
【転職前の職場環境】
若い看護師が多く、人間関係は良好な職場であった。
総合病院というほど大きくはなく、二次救急の私立の病院であったためそれなりに忙しかった。
高齢化27%の地域であったため、高齢者、認知症患者が多く不穏対応もほぼ毎日。
医師は理事長の息子2人を含め16人ほど
それぞれ医師なりの癖はあったが慣れれば付き合いやすい
給料は低く、ボーナスも2倍はなかった。
経営が上向きになると期末賞与が数万円もらえた。
休み希望は必ず通っており、プライベートは充実していた。
【転職の理由】
給料が低い
中堅ナースがいない
中途半端な教育体制
強制的な研修参加、伝達講習の実施
【ためらった理由】
人間関係は良かった
職場恋愛をしていたため嘘をついて辞めなければならなかった
同期の仲が良く、離れたくなかった
【転職の決め手】
師長へ辞める意向があることを伝えていたのに、私は聞いていませんと言われたこと。
奨学金制度利用していたため、終了の年数になるといろんな職員から辞めるのかどうか聞かれていたので辞めると話していたら師長からは上記のことを言われた。
部長にも辞めると伝えていたので、部長に報告し注意してもらった。
好き嫌いがハッキリしている師長で辞めると決まった職員に対して当たりが強くなるのを見てきたためついに自分の番が来たかと思った。
辞めるつもりから絶対辞めると心の底から思ったのはこの出来事である。
それまでは辞めなくてもよかったかなと思えるような職場ではあったので残念な方だなと思った。
それなりに忙しい病院であったため激務の時は辞めたいと思ってはいた。
【相談した人】
とくに誰にも相談しなかった。
奨学金制度を利用しての入職だったためお礼奉公期間終了とともに辞めるつもりでいた。
周りからは辞めないと思われていたので驚かれたが、背景には職場恋愛中の相手との結婚があったため本当の理由は隠していた。
【転職サイトを使ったか】
転職サイトを三社以上使った
【何社使ったか】
看護のお仕事
ナースパワー
看護roo
に登録し、看護のお仕事の紹介で転職した。
【転職サイトのイマイチなところ】
職場の雰囲気や給与面はそれほど詳細には教えて貰えなかった。
私の希望を全て伝えたところ、そんな所はないといった担当もいたので、担当の当たり外れは大きい。
転職後も何度も連絡があり、どんな状況か聞かれることが多く面倒に感じた。
転職後3ヶ月で退職を考えたことを一応伝えると辞めて欲しくない感じが電話越しからも伝わった。
【転職サイトを使って良かったこと】
履歴書指導や面接対策は助かった。
初めての転職だと、履歴書の書き方や志望動機の添削をして貰えるのはかなり大きく自分の力不足も痛感した。
初めての転職の時は、転職サイトを利用してどんな感じで転職活動をしていけば良いのか今後の転職活動の時の勉強になると思った。
面接を受けた時点で自分が嫌だなと思った病院に対して、断りの連絡をしてもらえたのも有難かった。
【転職先を決めた理由】
他に条件に合う職場がなかった
2つ受けて、片方は面接の時点で入職したくないと思ったから
日勤のみなのに基本給が高かったから
【退職する時の心境】
開放感だった。
ほぼ全員が寂しがってくれて、少し罪悪感もあったが最後の勤務が終わってからは遊ぶことしか考えていなかった。
コロナが流行し始めた時期でもあったため、送迎会もなくスパッと綺麗に辞められたのでスッキリした。
気になる患者もいたが、その後の様子は時々同期が教えてくれたりもしたのでそれほど気にはならなかった。
【転職後の職場形態】
老人向け施設
【転職後の診療科目】
地域密着型特定施設
【転職後の職場環境】
看護師2人
主に服薬管理が看護師の仕事。
時々褥瘡処置もあったがほとんどなし。
医療行為のない施設だったため、のんびりとしており時間が過ぎるのが遅かった。
基本土日休みであったが、人員不足もあり6連勤も多くあった。
【転職後のイマイチなところ】
勤務中に喫煙しに行く人が多すぎた
全体的に職員の仲が悪く、利用者の目の前でも職員同士が喧嘩をしていた。
60歳越えが多く、頼み事をしても聞いてくれない
自分が正しいと思っている介護士が多く、看護師の指示は聞かない
お願いしても聞いてないと言われることが多かった
【転職後の良いところ】
定時を待って退勤できること
17時半ピッタリに必ず退勤できていた
副施設長はとても良い人だった
仕事がほとんどない割には給料が良かった(ボーナスはなし)
休み希望は必ず通してくれた
体調不良で急な休みもカバーしてもらうことが出来た
他に良いところは思いつかないくらい、自分には向いてない職場だったなと今振り返っても感じる。
【生活と心境の変化】
忙しいのが嫌で老人施設へ転職したが、時間があまりにもありすぎて苦痛を感じた。
自分はそれなりに忙しく働いている方がしょうに合ってるんだなと気づくことができた。
結婚がきっかけの転職だったので、すべて生活がガラリと変わったので最初は新鮮であった。
同世代の職員がいなかったため、ストレスであった
【生活と心境の変化】
転職しなくても良かった。
【転職前の自分へアドバイス】
焦ってその職場に決める必要は無い。
転職サイトだけに頼らず、もっと自分でも職場を探してみる必要がある。
本当にやりたい仕事はなんだったかをもう一度よく考えて住む場所を決めた方が良い。
条件は妥協せず自分に合う職場は探せばある。
ハローワークの求人も見つつ転職サイトも利用してうまく転職活動していくことが良いと思う。