【外科の看護師転職】古巣から巣だって前より広い世界へ。看護師のやりがいを得た話

【外科の看護師転職体験談】古巣から巣だって前より広い世界へ。看護師のやりがいを得た話

【性別】男性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
23歳
【転職時の年齢】
26歳
【転職して何年経ったか】
20年目
【その後】
今もその転職先で働いている


【男性】
26歳のときに、
総合病院/外科、整形外科の混合病棟
から、
総合病院/整形外科
に転職。




【転職前の職場形態】
総合病院(複数の診療科)
【転職前の診療科目】
外科、整形外科の混合病棟
【転職前の職場環境】
まだ夜間の看護学生だったこと、先輩達も居たので楽しく仕事してました。
医師からは叱られることがありましたが、今思えば叱られて当たり前なことをやっていたので、理不尽な対応はなかったと思います。
患者さんは老若男女様々でした。
勤務していた病棟は60床でした。
基本的には地域の患者さんが多かったけど、救急も受け入れしていたので重傷患者が運ばれてくることもありました。
給料や休みもきちんともらえていたと思います。




【転職の理由】
実家が田舎なので、街のほうに出たかったのが一番です。
また個人病院だったので、総合病院に勤めたかった気持ちもあります。

【ためらった理由】
先輩や同僚との関係はとても良かったので、新たな職場に馴染めるかなどで悩みました。

【転職の決め手】
私自身は当時、手術室看護師はやりたくなかったのですが、当時の上司からは「そろそろ入らないとダメだよね」と言われていました。
無理強いはされていませんでしたが、先輩達は手術室に入って働いてましたし、その中で自分だけが入らないというのは避けられないのではないかと、かなりプレッシャーを感じていたのは確かです。
また、当時はその病院での仕事自体に楽しさややりがいを感じられなくなっていた時期であったこともあります。
片田舎の病院でずっと働くのかと考えると、気分的に落ち込んでいました。
街にあこがれていたのだと思います。
周りの反応は特別変わったものはなかったと思います。
辞めることを残念がってくれていましたが、「やるからには頑張りなさい」と激励していただきました。




【相談した人】
親や看護学校の同級生、SNSで知り合った同じ看護学生の方に相談しました。
どこの病院が良いのかなど情報がなかったため、インターネットや口コミ、求人情報などを自分で調べたり、調べてもらったりしていました。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
前出のSNSで知り合った看護学生が同級生で、その方と同じ病院に就職紹介してもらいました。

【転職時に困ったこと】
看護師は大抵慢性的な人員不足という認識があったこともあり、就職活動を始めた時期が遅かったので、ほとんどの病院が新卒の就職試験を終了していました。
なので、選び代がなかったということがあげられます。
もっと早くに就職活動を始めていれば、転職サイトなども利用して、効率的に就職活動を展開出来たのではないかと思います。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
前出のSNSで知り合った同級生とは、それまでは実際に会うことはなかったのですが、同じ病院に就職する話になってからは実際に会って話をするようになりました。
顔が見える関係になってからは、一層仲良くなり、就職した後も頼りになる存在が出来たと嬉しく感じていたのは確かです。
本などは参考にしなかったと思います。




【転職先を決めた理由】
働きやすさを一番に感じました。
給料に関しては、当時はどこの病院も大差ないと考えていました。




【退職する時の心境】
前の職場を辞める際の心境は、正直寂しさを感じていました。
嫌いな人はいなかったけど、病院のスタッフ皆さんから激励していただき、自宅に帰ってから涙流した覚えがあります。
仲良しだった患者さんからも「残念だなー」と言われましたが、「身体に気をつけて頑張るように」とまた激励していただきました。
その後はスッキリ気持ちを切り替えました。




【転職後の職場形態】
総合病院(複数の診療科)

【転職後の診療科目】
整形外科

【転職後の職場環境】
前の職場より大きな病院だったので、看護師の人数も多く、同期入職者も多かった。
基本的にスタッフ間の垣根が低く、医師にも声を掛けやすい病院で驚いたのを覚えています。
病棟の患者数は前の職場より少なくなりましたが、より専門性ある病棟でした。




【転職後のイマイチなところ】
全体として見ると、人員不足はやはり続いています。
給料面でも、初めはあまり気にしなかったのですが、他の同期から話を聞くと、「うちの病院は給料低いのか」とショックを受けることもありました。
休憩時間がなかなか取れない時もあります。

【転職後の良いところ】
職場が大きくなった分、職種も多様になっていて、前の職場ではなかなか接する機会がなかった職種とも接点ができて、色々な知識を得ることができてます。
全体としてスタッフ間の仲は良いので、そこについては満足しています。
休みも一応は毎月きちんと決まって管理されているので、理不尽な勤務はありません。
無茶苦茶な残業もよほどでない限りありません。




【生活と心境の変化】
生活については、一人暮らしを開始したり、今の職場で知り合った人と結婚もしましたし、少しずつ変化していたと思います。
付き合う人は初めは変わらなかったのですが、次第に職場の人たちとの付き合いが増えていきました。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
もっと早くから情報収集して、就職活動を開始しておけば、もっと良い条件の病院が見つかったかも知れないので、早く動きましょう。
各病院の得意分野や色があるので、そこも分かれば情報収集しておくと良いかもしれません。
就職先は交通の便のことも考えて選びましょう。
自分が天狗にならないように、上には上がいます。
謙虚になりましょう。