【循環器ICUの看護師転職】結局はやった分しか給料はもらえない。どっちを取るかは自分次第。

【循環器ICUの看護師転職体験談】結局はやった分しか給料はもらえない。どっちを取るかは自分次第。

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
20歳
【転職時の年齢】
27歳
【転職して何年経ったか】
4年
【その後】
今は退職し主婦


【女性】
27歳のときに、
病院/循環器ICU
から、
病院/脳神経外科HCU
に転職。




【転職前の職場形態】
病院(一つの診療科)
【転職前の診療科目】
循環器ICU
【転職前の職場環境】
ICU勤務。
3次救急で重症患者が多かった。
医者は変わり者が多いが残業当たり前で働き者ばかりだった。
看護師は自信家で強気な人が多く新人は1年で10人も辞めた。
残業も多く給料は手取りで30万超えることもあった。
冬の業績がいいと春にボーナスもあり年100万とうたっていたが、ギリギリ100万はいかなかった。
シフトは融通が効き休み希望も通りやすかった。




【転職の理由】
重症患者が多く毎日心身共に辛かった
後輩の指導も高いレベルを求められるためプレッシャーが大きかった。
結婚をして家庭を優先したかった

【ためらった理由】
給料がよかった。
スキルアップには繋がる。
辞める人が多いなか働き続けた同期との絆が深く離れたくなかった。

【転職の決め手】
新人の頃に先輩からの指導が厳しく嫌味を言われたり理不尽に怒られることも多かったため数年働いたら辞めようと決めていた。
嫌な先輩が辞めて年数が経っても苦い思い出が消えなかった。
経験年数や年齢は関係なく救急の知識がある人がえらいというゆような風習があり医者にも偉そうに話す看護師も多く、そんな環境で働き続けるのが嫌になっていた。
重症患者が多く助けられない命も多かった。
緊急で運ばれ受け入れられない家族やケアに対する不満を持つ家族も多く対応に困る場面が多かった。
後輩ができたらフォローするのも大変で、重症患者を何人か受け持たなければならない時など余裕がない場面でも後輩のことも気にかけなくてはならず、プレッシャーが大きく勤務時間が辛かった。




【相談した人】
相談相手は同期と旦那。
同期は寂しいけど続ける辛さも分かるからと理解してくれた。
自分が辞めることで残る同期が2人になったため他の同期も辞める時期を決めると言っていた。
旦那は分からないため自分の好きなようにとのことだった。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
「かんごるー」という会社のみ登録し決めた。
電話やLINEで相談し履歴書の確認もしてくれた。

【転職サイトのイマイチなところ】
働きながら連絡をとるのが面倒だった。
出向かなくて済むが電話相談のためにスケジュールを組まないといけないのが億劫であった。
とりあえず転職させようとしている雰囲気があり、一緒にゆっくり探すというよりは早く決めたいという感じだった。
病院のことをいい風に言うため信用できない部分もあった。
転職後のアンケートでQUOカードプレゼントとあったが
アンケートが送られてこなかった。

【転職サイトを使って良かったこと】
自分の条件に合うものを探してくれる為、自分で探す手間が省けて選択を絞ってくれるため決めやすくなった。
電話やLINEだったので転職にあたっての希望や避けたい項目を遠慮なく話せるのもよかった。
病院の内部事情をある程度分かっていたり、過去の転職者の意見などを持っている。
履歴書や面接の相談にものってもらえる。




【転職先を決めた理由】
実際に働いていた人からの意見を転職サイトの人から聞いて働きやすそうだと思ったから。
ママさんナースが多く結婚後も働きやすそうと思ったから。
見学に行った際に雰囲気が良かったから。




【退職する時の心境】
やっと辞められるという開放感がありスッキリした。
学べることは今のうちに学ぼう、後輩には教えようという気持ちになり頑張れた。
結婚したら辞める人が多く止められるのは最初だけですぐ諦めてくれた。
仲のいい同期は寂しそうで転職を考えるキッカケになったと言われた。
嫌いな人は上辺ではお互い普通に対応していたため特別変わった反応なかった。




【転職後の職場形態】
病院(一つの診療科)

【転職後の診療科目】
脳神経外科HCU

【転職後の職場環境】
脳外科手術前後の患者の管理。
給料はとても低くボーナスは1倍。
休み希望は通りやすく子供の体調不良での休みもみんな快く対応してくれる。
その分勤務者の負担が大きくなる日もあった。
子育て世代が多く穏やかな人が多いが夜勤専従のパートの人は性格のきつい人が多かった。




【転職後のイマイチなところ】
安静が必要なのに脳に障害があるため理解できず安静を守れない患者多く暴言吐かれたり殴られるのは日常茶飯事だった。
術後の安静が守れずルート類を抜かれてしまい医者や家族に謝罪することが多々あった。
拘束しなければならない場面がおおかった。
給料が低すぎてモチベーションがあがらない。

【転職後の良いところ】
救急病院の割に救急で運ばれる患者は少なくベッドが空いてることも多かったため夜勤はのんびりできることもあった。
思っていたより重症な患者は少なく手術後も点滴が少なく管理しやすかった。
休憩はしっかりとれ残業もほぼなくゆったりとした気持ちで働けた。
医師は穏やかな人が多く指示をもらいたいときに依頼しやすかった。




【生活と心境の変化】
毎日仕事に対するプレッシャーがなくなり落ち着いた気持ちで仕事ができた。
仕事前後も時間に余裕ができ、家でゆっくりする時間が増え家事もしっかりこなすことができた。
転職前は同期と定期的に食事に行っていたが転職後はママさんが多いため食事にくこともなく仕事以外での付き合いはほぼなかった。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
本当に勉強をしようと思ったら、そういう環境に自分をおく必要がある。
急性期では重症患者が多く患者のケアや家族対応で大変な思いをするし、先輩看護師から求められるレベルも高いため毎日辛い日々が続くが、若いうちに思う存分、勉強して知識と技術を得るべきである。
結婚したら何を優先するか決めて家庭を選ぶならゆったり働けるところに転職するべき。
自分のライフワークバランスは自分でしっかりプランを立てて転職は計画的に。