【産婦人科の看護師転職】お局だらけ田舎の時代遅れ病院から脱出。QOLが爆上がりした話。

【産婦人科の看護師転職体験談】お局だらけ田舎の時代遅れ病院から脱出。QOLが爆上がりした話。

【性別】女性
【職業】
助産師
【働き始めの年齢】
22歳
【転職時の年齢】
24歳
【転職して何年経ったか】
1年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
24歳のときに、
総合病院/産婦人科
から、
病院/産婦人科
に転職。




【転職前の職場形態】
総合病院(複数の診療科)
【転職前の診療科目】
産婦人科
【転職前の職場環境】
お局だらけの田舎の総合病院。
新人いびりがいまだにあり、お局ナースに媚びないとやっていけない。
残業は1日3時間以上、時間外手当はあたりまえのようにもらえない。
勉強会や委員会が業務時間外にあるので、休みの日や夜勤明けに行かなければならないこと多い。
メンタルが病まずには居られない時代遅れ病院だった。




【転職の理由】
人間関係に限界を迎えた
サービス残業や、業務時間外での仕事が多く、わりに合わない
周りの人にも転職をすすめられた

【ためらった理由】
基本給、ボーナスがよかった
新人のうちは3年は続けないといけないと思っていた
辞めることを交渉するストレス

【転職の決め手】
病棟でトラブルが起きた際に、お局ナース達が全ての責任を自分に追わせてきた。
朝礼でも吊し上げるかのように名指しで説明。
先輩ナースにもそのような餌食になっている人を見ていたため、自分の番が来たかと思い、もうこんな人達と働くのは辞めようと思った。
周りのナースたちもお局達には逆らえず合わせている感じで誰も信用できない。
辞めたいという意志を師長に伝えた際に、あなたのような経験の浅いナースは他の病院に歓迎されないと言われた。
その師長は、新人から入職しその病院でしか働いたことがない、ザお局ナース。
辞めると言った次の日には師長の仲間のお局ナース達に言いふらされ、冷たい対応を受けた。
有給はたくさん残っていたのに全く消化させてもらえず、辞める日を指折り数えて無心で働いた。




【相談した人】
転職経験のある看護師の友人に相談し、看護師は辞めても職に困ることはない、自分が潰れる前に辞めたほうがいいと助言を受け、決心した。
同じようにその病院を辞めていった先輩たちも、あの病院は早く辞めたほうがいいと言っていた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
前の病院で勤務していたドクターに他の病院を紹介してもらい転職した

【転職時に困ったこと】
給料や休みなどの条件を、病院に直接聞かなければならなかった。
結果的にはその病院に転職してよかったが、条件が希望に見合っていなかった場合は自分で直接断らなければいけないため、気まずかったかも。
転職サイトを使えば、ある程度自分の条件に合っているか最初に分かし、職場と自分の仲介をしてくれるのでやりやすかったかも。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
前の病院の先生。
他の病院で助産師が少なく困っているとのことで、相談したらすぐに動いてくれ、転職の話がスムーズに進んだ。
自分で探さなければいけなかった場合は、次の職場が決まるまではなかなか辞められないだろうし、就職活動をしているのがバレるのも怖いという話をよく聞くため、その不安がなかったのは本当に有り難かった。




【転職先を決めた理由】
家から近くマイカー通勤も可能だった。
給料も前の病院とほぼ変わらず。
知り合いの先輩ナースが働いていたため、色々と情報を聞けて、人間関係も良さそうだったから。




【退職する時の心境】
最終日はスキップして出勤したいほど嬉しかった。
挨拶の日は1番ハキハキと話せた気がする。
同じように酷い扱いをせれている後輩には申し訳なさがあったが、みんな辛いなら辞めても大丈夫だよと言い残し辞めた。
嫌いな人はやっぱりあっさりとお疲れ様、のみの反応。
長期入院の患者さんたちには寂しくなるねと言われ、自分も寂しかった。




【転職後の職場形態】
病院(一つの診療科)

【転職後の診療科目】
産婦人科

【転職後の職場環境】
個人の産婦人科への転職で、雰囲気がガラリと変わった。
アットホームな感じ。
先生はおじいちゃん先生から若めの先生までさまざまで、個性的な先生もいる。
病床数が少ないため患者の人数自体は少なくなったが、分娩は多く助産師としては結構忙しい。
しかし、みんな協力的で精神的なしんどさはなく、やりがいのある病院という感じ。
給料は基本給は同じだが、ボーナスはやや下がった。
休みは週休2日で前と同じ。




【転職後のイマイチなところ】
個人の病院のため人が足りないこともあり、基本は病棟勤務でも、人が足りなければオペに入ったり、外来を手伝ったりしないといけない。
教えてくれるので慣れたらできるが、最初は色々と勉強しないといけないのでその苦労はあった。

【転職後の良いところ】
勤続年数が長い人は多いが、アットホームな感じで新しい人も受け入れてもらえる。
分からないことを誰にでも聞きやすいので、仕事に慣れるのも早かったと思う。
夜勤がきたら、すぐに仕事を変わってくれるため残業もあまりなく、ワークライフバランスが保たれている。
やむを得ず残業する場合も30分刻みでしっかりと時間外手当をつけてくれる。




【生活と心境の変化】
前の病院では、仕事の前の日は気分が落ち込みすぎて休日も楽しく過ごせなかったが、今は休日は休日、仕事は仕事と切り替えて生活できている。
日勤の日も帰ってから寝るまでの間に映画をみたり、ゆっくり料理をしたり、前は絶対できなかった過ごし方ができて、生活の質が上がったと思う。
付き合う人はそれほど変わらず。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
看護師は入職して3年は続けなければいけないと言われがちだが、自分の心をすり減らしてまで続けても、実りのあるる3年にはならない。
本当にスキルを身につけて成長したいなら、仕事に集中できる病院に転職して、集中して勉強したほうがよっぽと成長できる。
厳しい先輩はどこの病院にはいるが、いじめてくる先輩はいてるあたりまえだとは思ってはいけない。
自分で自分にあった環境を選択する権利があるのを忘れてはいけない。