【脳神経外科の看護師転職】地域医療の場で働く為に、がむしゃらにがんばった日々

【脳神経外科の看護師転職体験談】地域医療の場で働く為に、がむしゃらにがんばった日々

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
22歳です。
【転職時の年齢】
23歳、26歳、28歳、30歳、36歳、39歳、40歳
【転職して何年経ったか】
最初の転職から約18年です。
【その後】
さらに転職し職場を変えた


【女性】
23歳のときに、
大学病院/脳神経外科
から、
病院/リハビリ専門病院
に転職。




【転職前の職場形態】
大学病院
【転職前の診療科目】
脳神経外科
【転職前の職場環境】
20年前の話ですが、2交代制で、看護の人数の基準は満たしていたと思います。
その科に新人が二人しか配属がなく、一人が辞めてしまい、新人は私一人という環境でした。
看護師長は厳しくて有名でしたが、他の看護師は厳しくも優しい人たちばかりでした。
医師との関係も基本的に良く、忙しさを皆で乗り切っている雰囲気があったと思います。
給与はこの頃が一番良かったです。
休みは規定通りありましたが、サービス残業は当たり前のようにありました。




【転職の理由】
【仕事内容が高度で多量で自分自身がついていけないと感じた】【このまま頑張って続けても、委員会やプリセプターやリーダー業務など、もっと仕事が増えると思うとできないと思った】【もっと自分に向いている事・やりたい事があると思った】

【ためらった理由】
【一年はがんばらないと最低限の基本が身につかないと思った】【次年度の新人が育つまで、3カ月退職を待ってほしいと師長に依頼された】【給与や家賃手当等が良かった】

【転職の決め手】
もともと「白衣の天使」にあこがれている訳でもなく、親が看護師の訳でもなく、看護師になるという自覚が足りませんでした。
その中で、実習で行った地域医療の分野は楽しく感じました。
どうしても看護師をやりたいという自覚もないまま、総合病院の看護師となり、他の看護師はこなせる業務を一人こなしきれず、ミスも多く危なっかしい日々が続いていました。
ほかの看護師がミスをすると「自分じゃなくてよかった」とホッとし情けない気持ちになりました。
最終的に「仕事に行くくらいなら死にたい」と朝、涙がでるようになりました。
退職日が決まった後、「(辞めて当然だよ)私もここはやめるよ」と声をかけてくれた看護師さんがいて少し気が楽になりました。
周りも、「しょうがないよね」という感じだったと思います。




【相談した人】
当時、付き合っていた彼氏に泣きながら愚痴ってはいた。
大学時代の実習の教授にメール相談し、温かい返信を頂いた。
基本的には、自分で決めた。
親には心配をかけるので事後報告しようと思っていた。
当時、転職相談サイトなどがあったら(知っていたら)相談していたかもしれない。
客観的な意見がきけるので。
(かなり情緒不安定になっていたので、相談された側が大変だったかもしれませんが、、、)




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
実習で良かったなと思っていた病院が、ちょうどハローワークに求人がでており、応募しました。

【転職時に困ったこと】
最初の転職では、3カ月ほど休憩したのちに「ここだ」と思った病院に転職し、困ったとは感じませんでした。
しかし、失業保険の事などが頭になく損をしていたと思います。
健康保険や国民保険の事なども良く分からないまま役所に行ってなんとか手続きしていました。
公的手続き関係や、失業保険のもらい方など教えてもらえれば、もう少し情報収集しじっくり考えて就職先を探していたかもしれません。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
当時、転職に関して無知でしたが、看護師長が温かく面倒見の良い方であり、事務の方も丁寧であり、色々教えてくださいました。
入職してみるとハードな職場でしたが、人情のある方たちが多い職場でした。
今だと、ユーチューブで情報収集したり転職サービス等が教えてくれそうな事を、職場の方々から習えたと思います。
面倒見の良さ、優しさが嬉しかったです。




【転職先を決めた理由】
【将来的に「地域での医療に関わりたい」という思いがあり、地域医療につながる職場を選んできたと思います。
】【結婚後徐々に、がむしゃらに働くという気持ちがすり減ってしまい、残業の少ない職場を選ぶようになりました】【医療行為の少ない職場を選ぶようになってきました】




【退職する時の心境】
希望をもって入社するのですが、退職時には不満やイライラや疲れが募っており「辞めて清々した。」というような気持ちも正直あります。
どの職場も業務量が多く「辞めたらとても迷惑がかかる」という思いもあるのですが、私が辞めた事でつぶれた病院などもありません(;^ω^) 患者さんも、結局は何とかなっています。
結局、次の職場があわただしくなり、仲の良い人とも少しずつ疎遠になっています。
次に会う機会があれば、自分が笑顔で会えたらいいなと思います。




【転職後の職場形態】
病院(一つの診療科)

【転職後の診療科目】
リハビリ専門病院

【転職後の職場環境】
医師が病院で2,3人と大学病院と比べてがくんと減りました。
看護体制も、7:1くらいだったのが13:1体制になったと思います。
その分、介護福祉士がおり、介護業務を担っていました。
2年くらいは患者思いのスタッフばかりでチームワークも良く、患者も程よくわがままを言えたりする場所だったと思います。
基本給が少し下がり、手当が大幅に下がりました。
新しい職員が入職後、イジメも発生し、職場の雰囲気が悪くなっていったと思います。
医師も、途中で入ってきた方が相当偏屈でした。




【転職後のイマイチなところ】
転職後、2年ほどして入職してきた看護師・介護士が3人で結託し、イジメを受けました。
私だけでなく、他の職員も精神的に病んで休職した方もいました。
イジメていた看護師が2,3年先輩であり、技術的にどうしてもかなわなかったです。
しかし、振り返ってみて自分の甘さもあったと痛感します。
当時は自分のつらさに精一杯でしたが、他の職員や師長達もつらかっただろうと思います。
とても素敵な看護師の先輩方に良くしてもらったのですが、現在連絡もとっておらず、少し悔やまれます。

【転職後の良いところ】
短時間のアルバイト勤務も含めて4年ほど勤務し、なんとか一般的な看護業務はできるようになり、また入院治療からリハビリを経て地域へ帰る、という流れを学び、やりたかった訪問看護へとつなげる事ができたと思い満足しています。
一度、勝手に残業を書いて叱られましたが、そんな仕組みすら知らなかったので、感謝しています。
サービス残業は多かったですが、なんだかんだで情のある看護師の先輩方に育てていただいて、感謝しています。




【生活と心境の変化】
転職したことによって、それまでより看護の仕事が面白くなりました。
残業は変わらずありましたが、今までより苦にはなりませんでした。
当時、同棲していた彼氏と別れた事などから、より仕事中心の生活になったと思います。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
それなりに、やりたい事へ向かって道を切り開いてはおり、がむしゃらにがんばっており、振り返ってみて、ほめてあげたいです。
ただ、もう少し失業保険を利用して休むとか、客観的な意見を取り入れるとか、自分の知らない情報を収集してみるとか、要領良くする方法があったとは思います。
そしたら、ヘトヘトに疲れ切ってしまうような状況は減っていたかもしれません。