【外科の看護師転職】看護師免許は強い!辞めても、再就職はいつでもできるから、辞めたくなったらすぐ辞められる。

【外科の看護師転職体験談】看護師免許は強い!辞めても、再就職はいつでもできるから、辞めたくなったらすぐ辞められる。

【性別】女性
【職業】
養護教諭(保健室の先生)
【働き始めの年齢】
21歳
【転職時の年齢】
28歳
【転職して何年経ったか】
5年
【その後】
さらに転職し職場を変えた


【女性】
28歳のときに、
総合病院/外科
から、
養護教諭
に転職。




【転職前の職場形態】
総合病院(複数の診療科)
【転職前の診療科目】
外科
【転職前の職場環境】
病棟勤務。
7対1看護であり、日勤は看護師8名、夜勤は4名程度であった。
教育機関でもあり、全体の半分ほどが1、2年目であった。
若いスタッフが多く、休みの日はみんなでBBQしたり、飲んだりと病院の中でも仲の良い病棟であった。




【転職の理由】
・結婚の予定もなく、今後独身で過ごすなら家族のいる県外の実家に戻りたいと思った。
・そろそろ部署異動もありそうな年齢であったが、行きたい部署もなく、人間関係が悪い部署に飛ばされるのが嫌だった。
・辞める同期が多く、ずっと同じ病院で働くことは考えていなかった。
10人いた同期は、3人になっていた。
・辞めて海外放浪や語学留学などしたいと思った。
看護師やめて、ワーホリなどで働く人も多かった。

【ためらった理由】
・時期
 4年目に後輩指導で揉めて、辞めると師長に報告。
しかし、その際は、引きとれられて辞められず。
その後2年働いたが、思い返せば継続して良かった。
転職の際、臨床経験5年以上求められることもある。
また、後輩指導での揉めたことを解消できたので、自分のスキルも上がった。
・他のスタッフの負担
 仲が良かったので、辞めることで周りの業務量が増えることへの抵抗はあった。
・転職活動をする余裕がなかった
 日々の業務に追われ転職活動が進まず、一度辞めてから転職活動を始めたので良いか悩んだ。
・辞めた後の想像ができなかったり
 特に行きたい病院や高めたい専門性が見つかってなかったので、辞めるより慣れた働きやすい現状が良いのではないかと思った

【転職の決め手】
半年前には意向調査があり、辞めるのは年度末という決まりがあった。
意向調査を師長に提出した際は、受け取ってもらえたのに、その後、看護部長との面談が設けられた。
普段会うことのない看護部長から、辞める理由や辞めた後の計画を根掘り葉掘り聞かれた。
実家に帰りたいことや親の介護のことなどを理由に答えると、「親は親の人生であって、あなたは自分の人生を考えなさい。
そんな理由で辞めてあなたは良いのか?そんな理由で辞めて今後、どうするのか?今までのスキルが勿体無い。
もう一度、よく考えなさい。」
と辞めることを全否定された。
私自身、明確な理由があったわけではないが、なぜ、ここまで言われないといけないのかという気持ちになった。
このことを問い12の【相談した人】の先輩に伝えると、「あの人たち(看護部長や管理職)は辞めたことがないのに、なぜ、辞めたら良くないって言えるんだろうね。
ずっと、同じ病院でしか働いた方がないのに。」
と言われた。
確かに、辞めた方がない人に辞めるのを止められても説得力ないなと納得できた。




【相談した人】
転職をして病棟にやってきた先輩に相談した。
先輩は前職の病院を辞めた後、バックパッカーをしていた。
その後、再就職。
自身がいろいろな経験をしているからこそ辞めたい看護師に肯定的で、若いうちに経験できないことを経験した方が良いと後押ししてくれた。
そして、看護師であれば再就職はないと教えてくれた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
1社利用したが、転職は自分で教員採用試験を受けて養護教諭になった。

【転職サイトのイマイチなところ】
転職サイトは、契約交渉などを転職サイトのスタッフがしてくれるので良さそうではあった。
しかし、中規模病院や個人病院の就職案内が多かった。
看護師として働くなら大規模病院が希望だったため、希望する就職口がなかった。
養護教諭を目指すことにしたが、周りの友達に養護教諭がおらず、情報がなさすぎて何をすれば良いか全くわからなかった。

【転職サイトを使って良かったこと】
教員採用試験を受けるにあたり、知識がなかったので、予備校に通ったが1年間で50万円ほど支払った。
通常授業、面接指導、夏期講習、模試など色々とお金がかかり困った。
しかし、授業で習ったことと使った教材を勉強しただけで1回教員採用試験に合格した。
講師陣のレベルは高く、授業も楽しかった。
また、現役の大学生や数回受験した人にも出会え、試験の状況や最新情報を教えてもらえた。




【転職先を決めた理由】
・夜勤がない
・暦通りの休み
・公務員という安定
・福利厚生の充実




【退職する時の心境】
退職後に海外旅行の予定があったので、ウキウキでした。
年度末退職なので、他にも辞める看護師が5人ほどいて、辞めにくさはなかった。
送別会もしてもらっていたが、最後の出勤日には休みだったスタッフも駆けつけてくれ花束をもらったり、みんなで写真を撮れて、温かく送り出していただいた。
サプライズで寄せ書きももらい、最終的には泣いてしまった。




【転職後の職場形態】
その他

【転職後の診療科目】
養護教諭

【転職後の職場環境】
小さな学校勤務。
職員は20名程度。
職員が少ないため養護教諭が給食費の管理を担当しており、専門外の雑務が多すぎる。
県の職員になるため転勤があり、田舎の方にも飛ばされる。
学校によっては児童のあられ具合が異なり大変さが違う。




【転職後のイマイチなところ】
保護者対応は、保護者の仕事が終わってからの19時からとかになり、サービス残業が多すぎる。
休みの日も出勤するというのが普通という風潮がある。
ウサギや植木の水やり登板で土日も学校に行かないといけない。
もちろん、無給。

【転職後の良いところ】
良いところは本当に少ない。
給食があるのでお昼ご飯が安く食べられることくらい。
しかし、学校の場所により栄養士が違うので、給食の美味しさも異なる。
職員の年齢層が幅広く、小さい学校であると同世代の友達ができない。
また、先生は忙しく平日も休日も働いていて、仕事後に飲みに行くことや休みの日に遊ぶことができない。




【生活と心境の変化】
夜勤がなくなり、体が楽になると思ったが、夜帰るのが遅く、朝は子供の登校前に出勤しないといけなく早く、常にストレスが多かった。
また、看護師で培った専門性が求められることは少なく、子どものお世話や生活指導が多くなった。




【生活と心境の変化】
転職しなくても良かった。



【転職前の自分へアドバイス】
一度仕事を辞めてみたいと思っていたので、辞めてみてみたら良いよ。
辞めて嫌なら、また辞めたら良いし。
看護師免許があれば、どこでも働いていけるよ。
ただ、養護教諭は合わないから辞めといた方がいいよ。
可愛いと思っていた子どもも、養護教諭として働いたら全然可愛くなくなるからね。
病院で医療行為をして専門性を高める方があってるよ。