【内科の看護師転職】パワハラ看護師がはびこる大学病院から民間の病院へ転職!患者さんに寄り添う優しい看護ができるようになりました。

【内科の看護師転職体験談】パワハラ看護師がはびこる大学病院から民間の病院へ転職!患者さんに寄り添う優しい看護ができるようになりました。

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
26歳
【転職時の年齢】
30歳
【転職して何年経ったか】
4年
【その後】
さらに転職し職場を変えた


【女性】
30歳のときに、
大学病院/内科
から、
病院/精神科
に転職。




【転職前の職場形態】
大学病院
【転職前の診療科目】
内科
【転職前の職場環境】
九州県内にある大学病院で勤務。
建て替わったばかりで綺麗だった。
最先端の医療が行われているため、特殊な症例も多く大変勉強になる。
外来患者は何千人レベルで来院する。
病棟の雰囲気は悪く、先輩看護師が威張っているような環境であった。
医局があり、第一内科から第三内科まであり上の先生に必ず研修医がついているような感じ。
女医が気が強くて怖い。




【転職の理由】
残業が多い。
朝も6時くらいに来て、23時すぎることもしばしば。
もちろんサービス残業。
師長は見て見ぬふり。
先輩より先に帰れない雰囲気。
先輩からのパワハラは日常茶飯事。

【ためらった理由】
辞めたいと思っていたけど、やめたら負けたような気がして辞めれなかった。

【転職の決め手】
余裕のない夜勤前の時間帯に副師長に呼ばれ、皆がいる前で怒られる(内容は覚えていないくらい些細なこと)。
今までの色々なことが積み重なりプチンと糸が切れ、夜勤が終わったら絶対やめよう!と決意した。
理由はさまざまで、副師長からの無視、みんなの前で公開処刑される。
また、同期の女の子は先輩から「あんた必要ないからやめな!」と言われ、見ていて苦しかったし、何も助けてあげれないことがつらかった。
ある一人の男性看護師は暴言(なんでそんなこともできないの、馬鹿じゃないのなど)を吐いたり、仕事が雑なため誰もパートナーを組みたがず、先輩の操作で必然的に私と組まされることが多かった。
もちろんその男性看護師の私への当たりはきつく、定時を過ぎると仕事を押し付けられたり、仕事中は質問攻めにされたり、課題を出されたり、暴言を吐かれたりとされ、さらに長時間労働で身も心もボロボロになっていった。




【相談した人】
親が看護師なので、日々の状況は報告していた。
超過勤務や先輩からのパワハラに苦しんでいたため、死んだほうが楽になれるんじゃないかなどと相談していた。
そんなこと考えるくらいなら仕事辞めなさいと反応された。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
親からの紹介でハローワーク経由で転職した。

【転職時に困ったこと】
一度目の転職の時は紹介だったので困ったことはなかった。
二度めの転職でスキルアップがしたく転職サイトを使った。
転職サイトで一番口コミがよかったところを利用した。
ある程度自分で自宅近くの病院を調べ、自分が希望したところを調べてもらうようなやり方をしていたが、自分が希望した病院は今は募集していないので他のところはどうですかとしつこく他病院をすすめられた。
結局、今より給料が上がる、スキルアップができるなどいろいろ言われ転職したが、真逆の状況であった。
転職後は一度もアフターフォローはなく、もう絶対に利用しない。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
転職サービスを利用してよかったことは、面接の日時や服装、持ってくるもの、注意することなどの細々した連絡をラインで教えてくれたこと。
あとは面接や履歴書の書き方などをアドバイスしてもらったことくらいで、他は良いところが思い浮かばない。
転職サービスよりも、身近な人からの紹介やハローワークでの就職活動のほうが私にはあっていると思う。
希望の病院に転職できていれば、自分で選んだ病院なんだからと、転職サービスに不満を抱くことはなかったかもしれないが。




【転職先を決めた理由】
転職を決めた理由は、スキルアップできる、今より給料が上がると言われたから。
でも、実際には違った。




【退職する時の心境】
一度目の退職は、苦しみから解放された感じ。
今日からたくさん寝れると思っていた。
ただ、指導係の先輩は尊敬していたので、お別れするのが少し悲しかった。
最後に一緒にカフェに行き、餞別として手紙と本とロクシタンのハンドクリームをもらった。
いつかまた一緒に働ける日がくるといいなと書いてあって、こんな私でもそんなことを思ってくれる人が一人でもいたことに感謝した。




【転職後の職場形態】
病院(一つの診療科)

【転職後の診療科目】
精神科

【転職後の職場環境】
精神科単科の病院。
院長のこだわりでおしゃれな造り。
業務内容は、主に入院している患者さんたちの日々の健康管理。
時折、外来の処置などにも関わる。
一つの病棟に20人ほどの看護師が勤務している。
精神科であるがゆえ、みな経験豊富でコミュニケーション能力が高い。
スタッフ同士の仲も良い。




【転職後のイマイチなところ】
転職をしたところが精神科単科ということもあり、処置が少なく技術面のスキルアップができない。
3交代勤務なので、休みの間隔が短い。
精神科ということもあり、患者さんからの暴言・暴力のリスクが高い。
家族経営の病院なのでワンマン。
体力的には疲れないが、精神的には疲れる。

【転職後の良いところ】
比較的風通しが良い職場、カンファレンスで意見を言える機会が多く設けられている。
職員が少ないこともあり、アットホームな雰囲気。
一番のいいことろは、定時で帰れるというところ。
業務内容の割には、お給料が良い。
患者さんは、ほかの病院と比べると若い方が多いので、介護的な部分が少なく体力面では疲れない。
各曜日で来てくれる先生たちは優しい方が多い。




【生活と心境の変化】
転職をしてみて、定時で帰れるので時間の余裕ができた。
それと同時に心にも余裕ができた。
家族と一緒に過ごす時間を多く持つことができ笑顔が増えた。
患者さんと話す時間が増えた。
一緒に悩み、考える時間を持つことができた。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
つらい日々の中、休まずに勤務して偉い。
でも最近死ぬことばっかり考えているよね。
もう頑張らなくていいんじゃないかな。
だってあなたは、どんなにひどいことを言われたり、されても何度も立ち上がって頑張ってきたじゃん。
看護師じゃなくても、生きていければいいじゃん。
とにかく命さえあればなんとかなる世の中なんだからもうこの辛い生活から解放されよう。