【HCUの看護師転職】いじめの巣窟、特定の人員の閉じ込めから脱出!新たな職場でいきいき、看護師が楽しくなった話

【HCUの看護師転職体験談】いじめの巣窟、特定の人員の閉じ込めから脱出!新たな職場でいきいき、看護師が楽しくなった話

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
21歳
【転職時の年齢】
27歳
【転職して何年経ったか】
1年
【その後】
今は退職し主婦


【女性】
27歳のときに、
総合病院/HCU
から、
総合病院/腎臓内科・循環器内科
に転職。




【転職前の職場形態】
総合病院(複数の診療科)
【転職前の診療科目】
HCU
【転職前の職場環境】
総合病院で地域の基幹病院だったので外来はいつも人で溢れている。
病棟も常に看護師が走り回っていた。
7:1をなんとか保っているが人員不足のため、休みがなかなか取れなくて困った。
田舎なのでやや排他的な感じではあるが、慣れると仲間意識が強い。
医師はフレンドリーな人が多いが、たまに理不尽に怒りをぶつけてくる人もいた。
患者は高齢者が圧倒的に多いが入院期間は短い。
公立病院なので地方公務員の基準に沿った給料だった。
なかなか有休は取れず、年に5日取れない部署もあった。




【転職の理由】
・いじめ
・夜勤手当の差(二交代・三交代)があり不公平と感じた
・オンコールが苦痛だった
・夫が転勤になりついて行くことになった

【ためらった理由】
・迷惑がかかると遠慮してしまった
・家族の反対があるのではないかと思った
・経験年数的に転職してやっていけるか自信が持てなかった
・管理者との話し合いが億劫だった

【転職の決め手】
管理者と話し合って、異動の希望は通らず早くても半年後で異動しても2年くらいで戻ってもらうと言われたり、系列の遠い病院への異動を勧められたりと頓珍漢なことを言われ、話にならないと感じた。
その間にも体調が悪化し、診断書を提出して休職を希望したが、そもそも看護師長が診断書を受け取らずしばらく放置というかわざと避けられるような対応されてしまった。
そこで初めてもう辞めてやると決心したが、体調が悪いのと管理者に避けられてしまい話し合いが進まずうんざりしていた。
部署の人たちは変わらず忙しそうだが、体調を気遣うLINEをしてくれた。
嫌いな人たちは相変わらずイライラした様子だった。
病休扱いになってからすぐ夫の転勤が決まり、これで辞める口実が固くなったと感じた。




【相談した人】
まずは夫に相談した。
転勤が決まる前は異動の希望を推していたが、夫は初めから転職を勧めてくれていた。
三交代制でオンコールもあり日々疲れており、いじめもあったためうつ状態だった。
夫は体の心配をしてくれて、職場にこだわる必要はないから辞めればいいと言って背中を押してくれた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
マイナビ看護師に登録したが連絡がスムーズにいかないのと、特定の施設系列ばかり紹介されたので希望に沿わなかったため自力で探した。
口コミサイトや、実際に見学に行って決めた。

【転職時に困ったこと】
マイナビ看護師は連絡をいつすると指定してくるのに全然連絡が来ず、謝罪もない。
こちらから連絡しても担当者がいないなどの理由でなかなか話が進まなかった。
求人を探し始めると希望と全く沿わない特定の施設系列ばかり紹介され、何度も指摘したが改善されず。
そちらでの転職活動を辞めると言ってもしつこく連絡してきた。
自力で探す時は、住んだことのない土地だったので評判など調べるのに苦労した。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
看護師口コミサイトで実際に働いている人、働いていた人の様子を知れたのは大きかった。
実際も大体その通りだった。
患者口コミサイトも、患者層が反映されていてなるほどなと感じる場面が多かった。
土地柄なのか陽気な人が多く、ウェルカムな感じだったので見学や面接はスムーズだったし、採用後もすぐに馴染むことができた。




【転職先を決めた理由】
・通勤時間
・雇用形態(パート日勤のみ)
・休みの取りやすさ
・院内保育があるか




【退職する時の心境】
とてもスッキリしたし嬉しかった。
なによりもう2度と嫌いな人たちの顔を見ずに済むのが爽快。
仲が良かった人たちには辞めることで勤務の皺寄せがあるため申し訳ない気持ちがあったが、人員不足で苦しむ嫌いな人たちや管理者を想像すると爽快感があった。
患者さんは辞めることになったと話すと寂しい、戻ってきてよと言ってくれた。




【転職後の職場形態】
総合病院(複数の診療科)

【転職後の診療科目】
腎臓内科・循環器内科

【転職後の職場環境】
パート日勤だが、部屋待ちもするし正規職員と変わらない。
少しだけ業務量は少なめに設定されていて残業も無く、定時で帰れて良かった。
50人の病棟だが、看護師不足で40人ほどに減らされていた。
看護師は17人ほどで准看護師もいた。
医師は年配の気難しい人もいたが、フレンドリーで地域の古くからある病院らしい感じがした。
患者はリピーターが多く、馴れ馴れしい人が多いように感じた。
休みはよほど被ってない限りは希望通りとれた。




【転職後のイマイチなところ】
仕方ないことだが建物が古すぎて雨漏りや害虫被害が多々あった。
その度に掃除が大変。
病棟の主任さんのキャラクターが濃すぎて周りも扱いに困っていた。
昼頃に業務が集中しがちで休憩が取れない日もあった。
勤怠管理が1つの端末でしかできないため混雑しがちだった。
患者さんが馴れ馴れしく、セクハラまがいのことを言われたりするのがストレスだった。

【転職後の良いところ】
土地柄か陽気な人が多く、仲間意識も強いので助け合いながら頑張れた。
適度に忙しく、やりがいがあった。
休みもほぼ希望通りで、残業もないので生活リズムが整い気持ちが楽だった。
医師もフレンドリーで話しやすく、入力漏れなど早めに指摘できるので事故は少なかったように感じた。
何より明るい雰囲気の職場なのが気に入っていた。




【生活と心境の変化】
生活リズムが整って、3食きっちり食べて、夜もしっかり寝て心の余裕が出た。
うつ状態だったのでそこが1番助かったなと感じた。
コロナ禍で食事に行ったりはできないが、職員も仲が良く和気藹々としていて以前の職場の殺伐とした感じとは大違いだった。
年長者の機嫌を伺わなくていいのがすごく楽だった。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
今の職場にこだわる理由はあるのか、そこで成長できるのか、話し合って解決できることじゃないなら勇気を持って転職したらいい。
たくさん看護師を必要とする職場はあるんだし、違うフィールドに出ても良いのではないか。
あなたには支えてくれる家族がいるし、何より身体を壊すのは2度とないようにしたい。
看護師の仕事が楽しいと感じられるようになる場所はたくさんあるよと伝えたい。