【消化器外科の看護師転職】メンタル激弱な私でも自分らしくマイペースに頑張れる場に出会えた話

【消化器外科の看護師転職体験談】メンタル激弱な私でも自分らしくマイペースに頑張れる場に出会えた話

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
29歳
【転職時の年齢】
29歳
【転職して何年経ったか】
4年
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
29歳のときに、
総合病院/消化器外科
から、
総合病院/内科
に転職。




【転職前の職場形態】
総合病院(複数の診療科)
【転職前の診療科目】
消化器外科
【転職前の職場環境】
消化器外科の急性期病棟でオペ出し、オペ後の管理の後に転院や退院支援を行う病棟。
看護師は30〜40名ほど。
固定チームナーシングでザ外科というスタッフがほとんど。
割と個人プレーな感じ。
医師は研修医も多く、外科は確か研修医合わせて10名ほどいたような。
病床は50床。
慣れるまでは土日祝休みで、慣れてくると土日祝出勤が始まる。
土日祝は人数がスタッフの人数が最小限で機能別になるため、業務がある程度こなせるようにならないと回らない。
基本給は23万ほど。
残業は師長サインがなければつけられず、ほぼサービス残業。




【転職の理由】
新人で入職。
始業時はその日の行動計画を伝え、終業の1時間前にはその日の指導者である先輩看護師と1日の振り返りがある。
振り返りをするにあたっては規定のA4用紙に自分の反省点を綴らなければならない。
休憩は先輩と一緒に食堂でとり、人数分のお茶準備をする。
昼食後は病棟の休憩室に戻るが、新人は隅で固まって座り、先輩がお菓子を食べながら談笑しているのを黙って聞く。
休日前には課題を出され、土日は常に図書館へ行き勉強三昧。
休み明けに提出するが、不足点を指摘され結局再提出。
とにかくプライベートがなく、休みも仕事のことしか考えておらず、仕事の夢まで見るようになりしんどくて辞めた。

【ためらった理由】
社会人から親に無理を言って看護学生になり、両親のサポートもあり看護師になったため、すぐに挫折するのは申し訳ないと思った。
県外就職のため引っ越しも両親が手伝ってくれた経緯があり簡単には辞めれないと思った。

【転職の決め手】
新人というだけで信頼がなく、私が聞いたこと、言ったことは全然信じてもらえなかった。
プリセプター不在時に私を指導した看護師が裏で私が失敗したことをすべてプリセプターに報告しているのをたまたま聞いてしまったことがありこうやって裏で言い合ってるんだなと実感した。
退勤後外の公園で夜な夜なひとり酒を飲み、帰宅しようと手に缶を持ったまま歩いていたら、先輩とすれ違い手に持っているのを見られた。
その翌日、先輩から昨日は良いものを手に持ってたわねー。
とわざとらしく言われ、その後師長に呼び出され行動注意の指摘をされた。
自覚がない。
あなたの地元はそうやってるんですか?と。
私もストレスで外で飲酒をしてしまったが、まさかプライベートまで指摘されるとは思わず本当に居心地が悪くなった。




【相談した人】
不眠、アルコール多飲で体調を崩し、心療内科に通いはじめ、医師から環境を変えるのも大事と言われて決心がついた。
付き合っていた彼がおり、一緒に住もうと言ってもらえたため、(病院の寮生活だった)とりあえず住むところは大丈夫そうと思って安心した。
実家にも帰り、状況を説明し、ショックを受けていたが身体が大事だからと両親も応援してくれた。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトを一社使った

【何社使ったか】
転職サイトは3〜4社登録し、転職エージェント経由で現在の病院勤務を始めた。

【転職サイトのイマイチなところ】
登録すると即連絡がくる。
電話に出ないとメッセージが送られてくる。
本当にこちらからの連絡がないと一生送られてくる。
これは現在も。
ちょっとしつこいなと思うこともある。
あと、転職エージェントと対面で話した際に伝えられた病院情報と実際入職してみて誤差があると思った。
休日や残業時間が全然違い、超過勤務が多かった。

【転職サイトを使って良かったこと】
地方出身のため土地勘がなく、どこにどういう病院があるかも分からず、しかも新人を採用してくれる病院があるかも分からない状況で、こちらの要望を伝えたらすべて調べてもらえたのは良かったと思う。
また面接時も同行してくれてガチガチに緊張しているなかで緊張がほぐれるように気遣ってくれたのが助かった。
合否もエージェント経由で伝えられ、採用後のフォローもしてもらえた。




【転職先を決めた理由】
新人でも受け入れてくれるとこが大前提でそれを満たしており自宅からも近かった。
給料や休日はあまり気にしてなかった。




【退職する時の心境】
体調を崩し、1ヶ月の休業を医師から言われ1ヶ月休んだ。
医師からもう1ヶ月休むように言われ、それを師長に伝えるとてっきりOKを貰えると思ったのに、え?また1ヶ月休むの?じゃあもう心機一転してもいいかもね。
と言われ、あー。
わたしは受け入れられないだなと思ったらさっさと辞めようと思った。
その場でもう辞めますと伝え、菓子折りを渡した。
師長は焦ってたけど、もう辞めると決めて師長と別れ病院を出たときの解放感はとってもとっても心地よかったのを覚えてる。
嫌いな先輩にも一切会わず、全く挨拶もせずに退職したので、そこは少し社会人らしさが欠けていたなーと今振り返ると思う。




【転職後の職場形態】
総合病院(複数の診療科)

【転職後の診療科目】
内科

【転職後の職場環境】
中規模病院の内科急性期に配属された。
心不全や肺炎の高齢者が多く、寝たきりでADLも全介助がほとんど。
入院期間も長い。
看護師の人数は少なく、転職前の病棟と比べると10人は少ないと思う。
医師も研修医はおらず頑固なおじさん医師ばっかり。
でも内科の特徴なのか割と穏やかな方が多く、新人の私に対しても皆さん話しかけて気遣ってくれる方ばかり。
給料は基本給23万+残業代は全額支給。
休みは少なめで年110日。




【転職後のイマイチなところ】
休みが少ないのと残業が多いのがデメリットかなと。
看護師は慢性的に不足していて常に募集をかけている状態。
それでも私が入職した当時よりも今はだいぶ看護師が増えた。
それでもまだ足りない。
また医師も足りない。
理不尽な医師も多い。
心優しい医師がたまーに来てくれるが、そういう医師はすぐ他の病院へ行ってしまう。
唯一院長がとってもいい人。

【転職後の良いところ】
業務がしんどいけれど、人間関係はとても良い。
だから続けられている。
先輩が後輩思いでフォローをしてくれる方が多い。
分からないことを分からないと伝えることができれば親身になって教えてくれる。
私のような経験の浅い看護師でも働くことができる。
看護師不足っていうのもあるが。
休みは希望が月2日まで提出可能で、長期休暇は年一回取得できる。
これも働き方改革のおかげだけど、これもないよりはあったほうが助かる。
勤務時間は17時定時で、なかなか定時帰りは絶望的だけど、その分残業代はフル支給だからまぁいいかという感じ。




【生活と心境の変化】
今の病院へうつってから結婚して出産もしたため育休も取得した。
院内保育があるので、子どもを預けながら仕事ができそこは本当に助かるし、生活は独身時代の前の病院の時と比べるともう激変。
今の病院はママナースが多いので仕事しながら家事育児の相談ができるのも助かってる。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
転職前の病院は教育が本当に徹底されていて、多少我慢できれば看護師としての知識技術は今よりも確実に伸びていたはず。
でも、結局転職を決めるのは自分。
今がしんどいなら辞めればいい。
次はあるし別に転職したら死ぬ訳じゃない。
体調を崩すくらいなら次!絶対に自分に合うところはある!自分の選択は全て間違いではないと思う!