【回復期リハビリ病棟の看護師転職】家庭を大切に働ける職場へ転職。看護師として別の視点から思う新しい看護観。

【回復期リハビリ病棟の看護師転職体験談】家庭を大切に働ける職場へ転職。看護師として別の視点から思う新しい看護観。

【性別】女性
【職業】
正看護師(看護師)
【働き始めの年齢】
21歳です。
【転職時の年齢】
36歳
【転職して何年経ったか】
2年近くになります。
【その後】
今もその転職先で働いている


【女性】
36歳のときに、
老人向け施設/回復期リハビリ病棟
から、
老人向け施設
に転職。




【転職前の職場形態】
老人向け施設
【転職前の診療科目】
回復期リハビリ病棟で勤務していました。
【転職前の職場環境】
病棟勤務でした。
整形外科疾患、脳神経疾患の患者さんがほとんどのため医師は整形外科医、脳神経外科医各1名ずつ在籍していました。
お二人とも話しやすい印象です。
看護師は基本日勤で5人です。
夜勤は2人です。
人間関係はすごく良いです。
患者さんは36人いました。




【転職の理由】
子供の小学校入学に伴い、フルタイムで働くことが困難になったのが理由です。

【ためらった理由】
人間関係がとてもよかったので本当は辞めたくありませんでした。

【転職の決め手】
時間短縮で病棟勤務をすることが難しくフルタイムで維持できないか、両親にも相談したのですが共働きのため難しく、また子供が発達障害であったことを考え退職を選択しました。
退職後学校の送迎の付き添いが必要だったため退職してよかったと思います。
子供を産んでから(産休、育休を除く)仕事を辞めたことがなかったので子供の様子を見ながらまた仕事しようと思いました。
同時に仕事を辞めたことで学校の役員を担うことになり良かったと思っています。
しかし、しばらくすると学校に行っている間自分はどう過ごしてよいのかわからず戸惑う日々を送っていました。
両親は辞めてよかったと話していましたが、主人は仕事しない私をあまりよく思っていないようでした。




【相談した人】
時間短縮でも働きたい旨は上司に相談しました。
しかし現状病棟となると時間短縮で働くことは難しく他のスタッフに迷惑がかかるだろうと自分でも思いながらとりあえず自分の気持ちを伝えるべく話しました。
他のスタッフにも相談しましたが時間短縮でも残ってと声をかけていただいたことを今でも感謝しています。




【転職サイトを使ったか】
転職サイトは使っていない

【どうやって転職したか】
友人の紹介で、転職することができました。

【転職時に困ったこと】
友人が働いていたので、私の性格等は上司の方にあらかじめ話してくれていたようです。
しかし時間短縮で働かせてほしい旨はきちんと自分の口から話さねばと思っていました。
ちょうどコロナで学校の休校があり仕事開始の日にちがなかなか定まらず困りました。
学校で働く時間が変わるため勤務時間についても困りました。
そのため面接ではっきりと希望を伝えられなかったことが困りました。

【転職でお世話になったこと、嬉しかったこと】
友人に感謝しています。
初めての福祉施設でしたのですごく緊張しましたが、周りのスタッフさんがとてもやさしく丁寧に教えてくださり働きやすかったです。
嬉しかったことは時間短縮でも快く受け入れてくださったことです。
残業もなく周りの皆様が時間を気にしてくださり時間で帰れるよう関わってくださったことを感謝しています。




【転職先を決めた理由】
〇自宅から徒歩で行けることです
〇学校行事に合わせて休みがとれることです。
〇時間短縮でも可能だったことです。




【退職する時の心境】
前の職場での最後の勤務の日はとてもさみしい気持ちでいっぱいでした。
本当に可能であれば明日からも普通に勤務したいと何度も思いました。
しかし退職した今でも仲の良い方と連絡はとっており時々会って話をしています。
時々話をするときにやっぱり戻りたいと思います。
嫌いな人は特にいませんでした。
患者さんからも寂しいといわれ辛かったです。




【転職後の職場形態】
老人向け施設

【転職後の診療科目】
福祉施設のため主に内科になると思います。

【転職後の職場環境】
業務は主にバイタルサイン測定、服薬、医療処置等です。
薬剤師が在籍していない日がほとんどのため、医師からの内服変更はほとんど看護師が行っています。
看護師が不足しておりなかなか増えていないこと、一年以上看護部長が不在のままです。
看護師の皆様との関係は良好です。
医師はご自身の思いが強く、施設の規則に抗うことが多く板挟みになることがあります。
利用者さんの人数は50人です。
日勤では2人か3人で勤務しています。




【転職後のイマイチなところ】
暴言、暴力、セクハラなど問題のある利用者を受け入れることが多いです。
医師は強制退所をと話してくださいますが、上層部が在籍利用者数の減少を懸念しそのままにしている状態です。
他職種のスタッフで何人か仕事をしない人もいるためこちらの仕事が増える所も辛いです。

【転職後の良いところ】
医師はとても話しやすく相談しやすい印象です。
勤務時間は家庭との両立を大事に思ってくださっているため希望の時間で働かせていただいています。
休みも学校や子供の受診に合わせて休みがとりやすく、突発的な休みでも報告しやすい環境です。
看護師間の関係はとても良いため毎日の業務もスムーズに行うことができます。
また、相談もしやすいです。




【生活と心境の変化】
学校行事に参加できる機会が増え子供が喜んでいました。
家事の時間もきちんと確保できます。
自分のための休みもやりやすくとてもありがたいです。
現在の職場で仲良くさせていただいてる方と連絡を取ることが多くなりました。




【生活と心境の変化】
転職して良かったと思う。



【転職前の自分へアドバイス】
やりたい仕事と家庭を天秤にかけるならやはり今は家庭に重きを置くべきです。
子供の成長は今が一番大切なのでそばにいる時間を増やし会話をすることがとても大切です。
病院で働きたいと思っているかもしれないけれど、施設でも医療知識や技術はたくさん必要となります。
施設でしか学べないこともあります。
時々不満が募ることはあるけれど総合的に転職してよかったと思います。